最終日は、常念岳登頂⇒一の沢への下山。
朝4時に起床も、雨こそ降っていないものの、やっぱり今日もガスに包まれています。
それでも、夜明け前の時間を楽しむ人もチラホラいて、やっぱりこういう時間帯を味わえる、キャンプは素敵です。
しかし、今回、コーヒーを持ってこなかったことを激しく後悔・・・。
朝起きて、スイッチを入れるためにも、コーヒーは必須と思われます。
あまりに天気が悪いので、常念岳への登頂を迷いましたが、
貧乏性のなせる技か・・・・、「ここまでまで来たのに登らず帰るのはもったいない!」
ということで、とりあえず朝飯①を食べて、常念岳を目指すことに。
時折、ガスが晴れて、常念小屋と昨日歩いてきたコースが見えたりすることもありましたが・・・。
山頂は全くのガスの中。
山頂で、燕岳に向かう人達と「あいにくの天気ですねー」などと、ぼやきつつも
まぁ、これも山かなー・・・などと微妙な感慨に浸っておりました。
小屋まで下りてきたら、残っていたのは自分のテントのみ。
残してあった朝ご飯②(サタケのわかめご飯とフリーズドライ豚汁)を食べて、撤収。
やっぱり、パッキングに手間取って、出発は11時頃。
その頃には、一の沢から登ってこられた方がチラホラ。
本当は、大天井で槍ヶ岳をバックに撮る予定だった写真をこちらで・・・。
うーむ、残念だけど天気ばかりは仕方がないですね・・・。
さて、一の沢に向けて下山をします。
可愛い車のマークが印象的です。
これマークを見ていたら「あー、ひたすら自然だった世界から、もと居た場所に戻るんだな」と思いました。
初日の尾根道、2日目の稜線歩き、そして最終日は沢筋の下りと、
バリエーション豊かな山歩きとなりました。
沢沿いの道が比較的涼しく、快適な下りでした。
今回、電車の時間もあるし、緩やかな下りということもあり、
「ガイドブックのコースタイムに歩くってどんな感じかな?」と試し見ましたが、
・・・かなりつらい!!!
ほとんど小走りでした。
やっぱり、ついつい立ち止まって写真を撮ったりしている分のリカバリを
するためには、歩くときにそれなりに気合を入れないといけません。
まぁ、テント含めた縦走装備が足かせになっていた部分も大きいとは思いますが。
でも、そんなこんなでほぼコースタイムどおりに下山。
山の神の前で、奥様への感謝の一枚も。
そして、5分で、一の沢下山口へ。
お願いしてあったタクシーで30分弱、5000円程度で穂高駅へ。
ちなみに、穂高駅前には、バックカントリー穂高というお店があります。
シーズン中には、朝4時からオープンしているようです。
穂高駅から電車に乗り、松本から特急に。
そして、ようやく、ビール解禁です。
3日間、すごく楽しかったけど、振り返ると、ビールを楽しむ余裕がなかったなーと・・・。
登りの疲労や、高所の影響もあったとおもいますが、それ以上に緊張していたのかもしれません。
でも、無事に帰ってこれて、何よりでした。
やはり行ってみてはじめて分ったこと・勉強になったことがたくさんありました。
今回は、下見だったので、次はNaoを連れて行きたいと思いますが、
このコースをテントで2人で歩こうと思ったら、2,3年後くらいでしょうか?
次は、お天気ピーカンでお願いします。⇒ 山の神様!!
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